オギノ式の避妊法は失敗する可能性が高い?

望まない妊娠をしてしまったら本人も生まれてくる子供も不幸です。
それを防ぐために昭和の初期に医師の萩野久作氏が考案した避妊方法、それがオギノ式です。
元々は不妊治療のために考えられたものですが、避妊のためにも役立つとされたのです。避妊法を説明する医師

荻野氏はデータを元に、排卵時期というのは生理予定日の12日から16日前の5日間という排卵日の法則を見つけ出しました。
妊娠を望むのであれば排卵日を含めた前後数日間に性交するようにし、避妊を望むのであればその計算法で安全日が分かるというわけです。
生理の周期に関係なく計算できるのも利点です。

計算しやすいということは男女とも安全日がよく分かるので、避妊のために一緒に協力することができるのです。
日本では避妊というと男性主体の中、基礎体温表の存在はもちろん周期があることなども知らない男性がなんとなく大丈夫だろうと性交を行っていれば失敗して妊娠してしまうことはよくありそうです。
男性側にも意識を持って対応してもらえるのです。

ただ、実はオギノ式というのは100パーセント正確とは言えません。
失敗して妊娠してしまうのをどうしても避けたいというのであればタイミング法よりもより確実な方法を使うようにしましょう。
服用したり女性が装着する避妊具というのもあり、女性主体で行う事だってできるのです。
オギノ式の避妊率は75パーセント程度です。
まったく何も考えず行うよりは確実ながらも100パーセントとは言えないことをしっておいてください。
自分自身を守るためにも、パートナーの人生やライフプランを守るためにも必要なことです。

どちらかというと妊娠法として使った方が本来の使い方であり、有効に働くのです。
なぜ100パーセント信頼が置けないか、それは自身で基礎体温を測って表を作っていれば分かるはずです。
女性の身体は、規則正しく周期が訪れる方であっても、必ずしも機械のように正確な周期とはいえないのです。

オギノ式が100%の信頼を置けない理由

女性の身体はデリケートです。
生理や排卵日というのは体調のちょっとした変化で容易に変わっていってしまいます。
夫婦共稼ぎ家庭が多く、仕事に育児に家事にと忙しい現代女性ですから、ストレスや生活習慣の悪化・ダイエットのしすぎなどいくらでもホルモンバランスに影響を与えるようなものはあります。

そうして排卵日がずれてしまっているのに安全だと信じて避妊を行うことなく性交してしまえば、不幸な妊娠が起こってしまうわけです。
一般的に25日から28日くらいの周期で女性の身体は低温期と高温期を交互します。
低温期から一度更に体温が下がり、高温期に向かうのですが、そのタイミングを排卵日と考えます。

ただ、基礎体温表をつけていれば分かるでしょう。
低温期から高温期への移行を正確に見分けるのは難しいことです。
一人の女性が毎回確実に28日周期ということはなく、だいたい28日という程度でいつ生理が来るかもはっきりと分かることはありません。
男女の産み分けをするためにも排卵日というのは重要になりますが、はっきりとは分かりかねるのです。

オギノ式が発明されたのは何十年も昔のことです。
そこから更に医学は発達してきており、女性ホルモンや高温期・低温期の周期・妊娠の仕組みについても更に研究が進められてきています。

そんな今でも、避妊の方法で100パーセント大丈夫というものはありませんし、男女の産み分けについても100パーセント確実性がある方法というのはありません。
だからこそ、オギノ式だけをずっと信じて不安定な避妊方法に頼るよりも、いくつかの方法を組み合わせてより確実に、100パーセントに近づけるようよく調べてみてください。
自身の体を守りましょう。

皆さんは正しい避妊の知識はありますか?避妊方法は複数あり、避妊方法の数だけ、メリットやデメリット、リスクなどがあります。今回はピルに関する避妊方法を中心に、様々な視点から避妊について考えてみたいと思います。