日本と海外の避妊事情の比較

避妊は日本の常識とは違う場合が多く、正しい知識を身につけておくことが重要になります。
海外の方と性行為をするときに、避妊の違いからいざ本番に臨むときに驚かないようにしっかりと準備をしておく必要があります。
日本では避妊の4割がコンドームを使用します。
これ世界的と比較してもかなり多い割合になっています。

日本人がコンドームを利用する理由として質の良さがあります。
薄くて破れない品質は世界でもトップクラスとなっています。
日本であまり浸透していないものとしては、ピルや手術が考えられますが、ピルは処方箋がなければもらえませんし、手術は子供を産めなくなってしまう事にもつながりますので問題があります。
コンドームであれば、コンビニでも手軽にいつでも手に入れる事ができるのも浸透している理由となっています。

それでは日本以外の海外の国の避妊事情と比較してみましょう。
欧米諸国では、通常コンドームはつけません。
その代わり女性がピルを服用するのが一般的だからです。
ピルはコンドームよりも避妊の確率が高いので、中絶の数も少ないです。

イギリスでは、ピルを無料で配布しているようですが、利用する方に正しい知識がないようで、ピルを使用しても避妊効果を得られず中絶の数もそれなりに多いようです。
ピルは物によって避妊効果の大小があったり副作用があったり問題もあります。

日本以外でも香港やボツワナといった地域ではコンドームの使用率が高いです。
なぜコンドームを使用しない国があるのかというと単純に普及していないからです。
売られていないわけではないのですが、日本製に比べて品質に問題があり、破れてしまう事も少なくないので、破れるならピルの方が良いという考え方が浸透しています。

中国や韓国では避妊手術も非常に多いです。
特に中国は出産に関してもほとんどが帝王切開を選択する国ですので、手術の普及もうなずけます。
避妊手術は100%の避妊ですが、あとで元に戻すことができません。

日本はコンドームでの避妊が一般的な一方海外は?

日本のコンドームによる避妊は4割で世界でも香港に次いで2位の割合です。
それに比べフランス、イギリス、スウェーデン、イタリア、オランダ、アメリカなどの欧米諸国では女性によるピルの服用が最も多いです。
特にフランスはピルによる避妊が43%あり、コンドームの使用率は5%未満です。
アメリカではIUDと呼ばれる子宮内避妊具も盛んに行われています。

ピルを中心に避妊を行っている国々の特徴として、女性が積極的に避妊を行う意識を持っているという事です。
女性の権利が認められている欧米諸国では、性や妊娠に対する考え方が日本とは違います。
日本では望まない妊娠をした場合は、妊娠した以上生むべきという考え方と母体を考えて中絶をするという考え方になりますが、スウェーデンやフランスの場合は中絶は女性の権利として認められています。

宗教上の理由や男尊女卑の文化がいまだに根付いている国では中絶自体が禁止されているケースもあります。
日本は決してそのような背景があるわけではないにも関わらず女性の主体的避妊が少ないので、中絶をするべき場面でも女性が一人で悩んでしまう事も少なくありません。

ピルは正しく服用すればコンドームよりも避妊効果が高く、卵巣がんや子宮内膜症、子宮体がんの発症を減少させ、ニキビなどの発疹を改善する効果もあります。
ただ不正出血や頭痛などの副作用も確認されていますので、医師の指導が必要です。

コンドームとピルを併用すれば、避妊の効果が更に高まります。
望まない妊娠や出産のリスクを減らす為に、女性が主体となって避妊を考える事は間違った事ではありません。
妊娠や出産、中絶いずれにしても心身共に負担を負うのは女性ですので、男性任せにせずしっかりと避妊を考えるべきです。

皆さんは正しい避妊の知識はありますか?避妊方法は複数あり、避妊方法の数だけ、メリットやデメリット、リスクなどがあります。今回はピルに関する避妊方法を中心に、様々な視点から避妊について考えてみたいと思います。