避妊方法としてあるペッサリーについて

女性用の避妊具として考えられたのがペッサリーです。
女性の子宮口をふさぐことで精子が入らないようにして避妊します。
男性側には特に装着するものがありません。

日本では入手するために病院に行く必要があります。
産婦人科に受診して子宮の大きさを確認してもらい、適当なサイズのペッサリーを選んでもらいます。
使い方や注意点についてもそのときに指導があります。

ペッサリーは避妊具ですが、子宮口に装着するのは、ただ精子の侵入を防ぐだけの目的ではありません。
装着前に両面に殺精子剤を塗り込みます。
侵入を食い止められた精子はペッサリーの所に滞留します。
そのままでは生きている精子が残っているため万が一そのまま進んでしまったら受精してしまいます。
そのため殺精子剤を使って死滅させる必要があります。
この2段構えによって避妊を行います。

ペッサリーのメリットは性器を直接接触させることができます。
そのためより快楽を得やすくなります。
また女性が主導で行うことができるため、避妊に消極的な男性との性行為でも問題なく行うことができます。
また、使い捨てではないため、正しく使用することで繰り返し使うことができることもメリットです。

デメリットとしては、病院へ行って産婦人科を受診しないと入手できないことです。
他の避妊具と比べるとかなり面倒な入手経路です。
また、着脱をしっかり覚えておかないと避妊にならない恐れがあることです。
せっかく装着しても着脱を間違えると受精する恐れがあります。
もう一つのデメリットとして、殺精子剤を必要とすることです。
ペッサリーは何度も使うことができますが、殺精子剤がなければ意味がありません。
殺精子剤を入手するために病院へ行く必要があります。

適切に使うことで90%の避妊効果があると言われています。
メリットデメリットはありますが自然な性行為を望む場合には効果的な避妊具です。
本体はある程度高めの設定になっていますが、複数回使用できることからコストパフォーマンスは決して悪くありません。

ペッサリーの使い方について

ペッサリーはドーム状をしています。
大きさは6から8.5センチで2.5ミリ間隔で0種類あります。
大きさについては受診した産婦人科で確認されます。
形状から見て着脱は特に難しいものではありません。
ただし守らなければならないルールがあります。

装着するためには、まず手を清潔な状態にしておきます。
避妊とは直接関係ありませんが装着者の安全を守るために必要な行為です。
もし自分ではうまく着けられずパートナーに行ってもらうときにも手を清潔にしてもらいましょう。

ペッサリーには、両面に殺精子剤を塗る必要があります。
これは子宮への侵入を防いだ精子を死滅させる必要があるからです。
死滅させるためには射精が行われてから8時間程度かかります。
それ以前に外してしまうと生きている精子が中に入る恐れがあります。
両面に塗る理由は、万が一侵入してしまった場合も殺精子剤の効果で死滅させるためです。
続けて複数回性行為を行う時には殺精子剤を追加する必要があります。

しっかりと薬剤を塗ったペッサリーを子宮口の入り口に挿入します。
基本的に女性が自分で取り付けます。
どうしても自分ではうまくいかない場合は、パートナーにお願いして取り付けてもらいます。
その場合でも、しっかり遠くまで挿入されているか、子宮口にきちんとかぶさっているかを指先で直接なぞって確認します。
ずれていたりすると避妊効果が十分に得られないので、しっかりと確認します。

その後、性行為を行います。
行為中もずれているようなら付け直すようにします。
射精が終わったら8時間程度そのままにします。
これは射精してから8時間以内は精子が生きている可能性があるので注意します。
その時間で殺精子剤が精子を死滅させます。
この時は受精してしまう恐れがあるため、着脱することはできません。

その後24時間以内に外します。
これは避妊ではなくゴム製品が長時間接触することでかぶれたり炎症が起きないようにするためのものです。
外したペッサリーは、きれいに洗ってもう一度使用できます。

皆さんは正しい避妊の知識はありますか?避妊方法は複数あり、避妊方法の数だけ、メリットやデメリット、リスクなどがあります。今回はピルに関する避妊方法を中心に、様々な視点から避妊について考えてみたいと思います。